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Google Search Console その4 インデックス

その1 Google Search Console に登録
その2 検索パフォーマンス
その3 URL 検査
その4 インデックス ←(今回)
その5 拡張
その6 セキュリティと手動による対策 / リンク
その7 その他のツール・ヘルプまとめ


左のメニュー欄の「インデックス」についてまとめます。

「カバレッジ」「サイトマップ」「削除」の3項目があります。

カバレッジ

URL 検査」が個々の URL のインデックス等の状態を確認するのに対して、「カバレッジ」は、サイト全体の インデックス状態を確認することができます。

インデックス登録のステータスについて

「カバレッジ」では、サイト内のそれぞれのページのインデックス登録について、4つの「ステータス」に分けて表示されます。

「エラー」⇒ 何らかの理由でインデックス登録できなかったページ
「警告」 ⇒ インデックス登録はされているけど、問題のあるページ
「有効」 ⇒ インデックス登録されているページ
「除外」 ⇒ 意図的にインデックス登録をしていないページ

更にそれぞれの「ステータス」は、その理由ごとに「型」に分けられます。

カバレッジの見方

グラフの上に、「エラー」「有効(警告あり)」「有効」「除外」の4つのステータスがあり、総数が表示されています。
それぞれをクリックすると、日ごとの棒グラフとして反映されます。

グラフの下の「詳細」に、グラフで選択したステータスにおいて、それぞれの型(理由)ごとに表示されます。

「詳細」に示されたそれぞれの型をクリックすると、その型に含まれるページの URL 一覧が表示されます。
例えば、↑ の画像の一行目「noindex タグによって除外されました」をクリックすると、↓ の画像のように表示されます。

型の下の「詳細」をクリックすると、Google のヘルプが表示され、そのタイプの説明と処理方法が確認できます。
更にページをクリックして選択すると、画面右側に、その URL の検査項目が表示されます。


URL を検査」⇒ 各ページのインデックス状況、サイトマップ情報、クロール情報、モバイルユーザビリティなどを検査

「ROBOTS.TXT によるブロックをテスト」⇒ 「robots.txtテスター」のページにジャンプし、最新バージョンが確認できます。

サイトマップ

サイトマップ レポートでは、Google へのサイトマップの送信、送信履歴の確認、解析時に検出されたエラーの確認、サイトマップの削除ができます。

Google によりますと、100ページ未満の小規模のサイト、もしくはすべてのページがホームページからリンクされているようなサイトの場合、サイトマップを送信しなくても、インデックス登録のみでもいいよ、というような趣旨のことが書かれています。
自分のサイトにはサイトマップが必要かどうか、こちらを読んで確認するといいと思います。
Google ヘルプ サイトマップについて

↑ 私のサイト「https://web.hazu.jp」のサイトマップレポートをみると、一覧にサイトマップが表示されていませんね。
Google は私のサイトマップを読み込んでいて、「URL 検査」でも、サイトマップは検出されているのに、おかしいですね。

このように一覧にサイトマップが表示されないのは、以下の2つの場合です。

1. このレポートを使用してサイトマップを送信しなかった
2. サイトマップが別のプロパティに配置されている

私の場合、理由は 1.ですね。サイトマップを、WordPress のプラグイン、All in One SEO Pack から送信しています。

Google のヘルプを読むと、「その他の方法でサイトマップがすでに検出されている場合でも、このレポートを使用してサイトマップを送信することで、成功率とエラー率をトラッキングできます。」と書かれています。
他の方法で送っても、ここで再送信した方がよさそうですね。

削除

所有しているサイトについて検索結果からの一時的なブロックを行います。

URL 削除レポートの見方

左のメニュー欄の「削除」をクリックすると、Google のインデックスの削除に関するレポートが表示されます。

一番上に3つの項目があります。レポートの内容は以下の通りです。

「一時的な削除」(オーナーである自分が行ったリクエスト)
⇒ この削除ツールを利用して、過去6か月に一時的なページの削除のリクエスト行った全履歴
リストの右の三点マークをクリックすると、「リクエストのキャンセル」を行えます。

「古いコンテンツ」(古いキャッシュを見つけた場合など、他人が行ったリクエスト)
古いコンテンツの削除ツールを利用して、過去6か月間に提出されたリクエストの全履歴

「セーフサーチ フィルタリング」(不適切な内容を見つけた場合など、他人が行ったリクエスト)
不適切なコンテンツの報告を利用して、過去6か月間に提出されたリクエストの全履歴

削除の新しいリクエスト

約90日間の一時的なインデックスの削除のリクエストが行えます。
「一時的な削除」⇒ 右上の赤い「新しいリクエスト」をクリックします。


「URL を一時的に削除する」⇒ インデックスそのものを削除する。
「キャッシュされた URL を削除する」⇒ インデックスは残すが、キャッシュされたページと説明文を削除する。次にクロールされたときに、更新される。

入力欄にブロックしたいページの URL を記しますが、これは URL の全てののパターン(www ありなし、プロトコルなど)が含まれます。

「この URL のみを削除」「このプレフィックスで始まる URL の全てを削除」のどちらかを選びます。

「次へ」をクリックし、「リクエスト送信」で完了です。

完全に削除する

インデックスを完全に削除するには、ここでの処理は十分ではありません。
以下の処理を行う必要があります。

・ サイト上の実際のコンテンツを削除。404 または 410 のいずれかの HTTP ステータス コードサーバーからを返すようにする。
・ パスワードなどで、コンテンツへのアクセスをブロック。
・ noindex メタタグを使用して、ページがインデックスに登録されないように指定。(ただし、URL 知っている、リンクたどるなども考えられるので、アクセスを完全にブロックする方法にはならない。)

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